手づくりの原動力
2015年 02月 26日
保育園に通っていた1歳から6歳くらいかもしれません。
袋物類はもちろん、お昼寝用のお布団のカバー(何種類か)、簡単なパンツ、
ニットのベスト、帽子、スカート、編みぐるみ、着せ替え人形の服など。
フルタイムで働きながらいったいいつ作っていたのか?自分でも不思議です。
なっちゃんは、何かわたしが作ってあげるととても喜んでいました。
例えばスカートを縫ってあげたとすると、それを早速着て保育園に行き、朝から
担任の先生はもちろん、全員の先生に見せて回ったそうです。(連絡帳に書いてあった)
「ママ、ちゅくったのよ!」(ママ、作ったのよ!)と誇らしげに?言って回り
「わぁー、なっちゃんのママすごいね。」と、先生に言われると「そう!」とばかりに
頷いて次の先生の所に行ったそうです。(迷惑、、、)
子供のものは、小さいし適当に?作っても何だかかわいいのでそれなりに、、、(笑)
見えるところが楽しくってどんどん作っていたのかもしれません。
「ママ、作ったのよ!!」が、わたしの手づくりの原動力だったのですね。
子供が皆、ママの手づくりのものが嬉しいのかは分からないけれど
ちょっとくらいいびつでもママが自分のために作ってくれたものは子供にとって
特別なのではないかな?と思ったりします。そうであって欲しい。
わたしが作るマトリョーシカやフェルトのちいさなもの。
どこかのお家の小さな子が「ママ、作ったのよ!」と喜んでもらえるように、、、
これからも作っていきたいと思います。

「つくってあげたい赤ちゃん小物」学研 2006年より